初めに
日枝久といえば、3大タブーと言われるほど業界では有名ですが、ご存知ですか?
この3大タブー実は、めちゃくちゃやばいので、解説します.
これを読み終える頃には、「日枝久よ早く辞任してくれ」と思うようになると思います
日枝久とは
プロフィール
年齢:87歳
最終学歴:早稲田大学教育学部
愛称:フジの天皇
入社:1961年
経歴:報道部に配属.フジテレビ労働組合結成.編成局長まで昇進
最終的にフジテレビ取締相談役となる
若い頃はめちゃくちゃすごい人

数々の名事件の取材を担当
日枝久が入社した時は、フジテレビ開局3年目.
列車脱線多重衝突で死者161人を出した「鶴見事故」
ケネディ大統領暗殺事件の衛星中継
英国海外航空機空中分解事故
などの取材に従事
25歳定年制を廃止
当時の女性は「結婚して会社を辞める」ことが社会通念だった時代.フジテレビも例外ではなかった
そのため、「25歳定年で定年退職」を余儀なくされるため、女性の労働期間はわずか4、5年程度だった.そこで、日枝は労働組合を結成.25歳定年制だった女性社員の待遇改善などを要求した
フジの黄金期を築く
42歳で編成局長、50歳で代表取締役社長と若くして、フジテレビのトップになる
1980年代から2000年初頭まで、フジの視聴率に大きく貢献した日枝.
彼が関わった有名番組にはいかがある
- 笑っていいとも!(最高視聴率16.3%)
- めちゃ2イケてるッ!(最高視聴率33.2%)
- 東京ラブストーリー(最高視聴率32.9%)
上記の番組は一度は耳にしたことがあると思います.まさか日枝が関わっていたとは微塵も思ったことがありませんでした.日枝はフジが成長するために欠かせない存在だったと言えます
日枝久の3大タブーとは
①とんねるずの番組が終了しない訳

1985年から1987年の約2年間放送した「夕やけニャンニャン」という伝説番組
当時の編成局長は、もちろん日枝久.この時のとんねるずを高く評価した
これを機に、あの長寿番組「とんねるずの皆さんのおかげです」をスタート.
視聴率は低迷していき、5%台まで落ちたので、普通は打ち切りです
しかし、打ち切りになることはなかった
なぜなら、日枝氏の「どんなに視聴率が低下しても、とんねるずだけはおわらせない」という
強い意向がありました
言い換えれば、日枝の強い独裁で番組の存続が決まるなんてやばくないですか
本来は視聴者が求める番組作りをするのが、編成局の務め.
結果として、フジは視聴者が求める番組作りが疎かになりました
②不透明な人事
フジテレビの会見で見せた隠蔽体質.これは人事にも当てはまります
特に女子アナは実力が求められる社会ですがフジテレビは違います.
というのも、面接は日枝が担当しており、彼の好みで採用されていることが有名です
他にも政治家や芸能人の子息が採用されており、いわゆる「コネ社」が横行
人事の採用がかなり不透明であり、実力のない社員が増えていったため、当然番組制作に支障が出ます
日枝が政権を担っているため他社員は変革を起こすことができなかったことが要因でした.
③クーデター(解任動議)
フジテレビは鹿内一族によって創業された会社
2代目鹿内春雄が死去、後継者として3代目鹿内宏明が指名されたが、ここで日枝がクーデターを起こした.本来は鹿内家でフジテレビを経営していく方針だったが、日枝と衝突.
日枝はフジテレビ経営陣を説得し、当時会長だった「鹿内宏明」を解任させて、自身が会長になった
<なぜクーデターが起きたのか>
2代目鹿内春雄まではフジの視聴率は右肩上がりだったものの、3代目鹿内宏明の変わってから雲行きが怪しくなった.鹿内宏明はメディアの経験が皆無でありながら、現場への場当たり的指導を行なったため社内混乱を引き起こし、結果日本テレビに三冠王を奪われる
鹿内宏明にはこんな噂話がある.「宏明が出社すると社の他のエレベーターが全て停止する」「役員全員が正門で出迎える」「お台場の球体展望台に社長室を置くつもりだった」と.日枝だけでなく他社員も鹿内宏明をよくないと思う人が多かったのだろう.
しかも、鹿内家一族をフジテレビ系列から完全に排除.
これだけ見ると、日枝はやばいことやったなと思うかもしれませんが、詳しく見て見ると
鹿内宏明の権力下がよくなかったようですね
以降彼の影響力は絶大なため、会長を辞めても経営に関われるよう取締相談役としてフジとの関わりが途切れることはなかった
日枝久、辞任するか?
フジテレビ社内の問題が世間を賑わせています
日枝、もういい歳なんだし、フジテレビが生まれ変わるためにも、辞任してくれと思いまいた
会見当初は、辞任する方針はなかったのですが、、、
2025年2月に朗報が来ました!
フジ・メディアHD、日枝久氏が経営諮問委員を辞任
フジ・メディア・ホールディングス(HD)は27日、日枝久取締役相談役(87)が同日付で経営諮問委員会の委員を辞任したと発表した。引用元:日本経済新聞より
経営諮問委員とは「重要な経営課題について協議し、取締役会に助言する組織」
おそらく経営に関しては口を出してこないと思います.
今後の日枝を予想
今回経営諮問委員を辞任するきっかけをご存知ですか?
自宅で転倒し、圧迫骨折.そのため入院中とのこと.
おそらく、この入院を機に日枝久は取締相談役も辞めて、完全辞任すると思います.
というのも日枝さん87歳でかなり高齢者、一度入院すると必ずせん妄を引き起こし、認知機能が低下します.一時的なものとはいえど、退院後も長引く可能性が高い
圧迫骨折自体そこまで重い疾患ではないですが、退院後もコルセットが手放せないです.
また転倒を機に入院しているので、もしかしたらパーキンソン病などの難病も患っているかもしれません.
いずれにしても、完全復帰するには膨大な時間が要求されます.
対してフジテレビは親会社の株主ダルトン・インベストメンツから経営体制や企業統治を指摘されているため、早急に手を打たねばなりません.
つまり、完全引退宣言しているようなものです.
まとめ
若い頃の日枝はフジをよくしようと思って頑張ったのでしょう
しかし権力者になってからは、タブーが行きすぎている面もあります
早いところ辞任してほしいですね
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